石に猫を描いた作品を中心展示

新城の美術珈琲鳳来館で「石猫展」

2025/04/03

渥美さん夫妻と作品(新城市大野の美術珈琲鳳来館で)

 浜松市天竜区春野町の「晴れるや工房」が6日まで、新城市大野の美術珈琲鳳来館で石に猫を描いた作品を中心に展示した「石猫展」を開催している。

 広い会場には、天竜川や大井川、富山県のヒスイ海岸などで拾った2センチから25センチほどの丸い石に、アクリル絵の具を使って、本物そっくりに描かれた猫やフクロウなどの作品200点余りが並ぶ。

 工房の渥美典久さん(74)は、リアルな猫を表現するのを得意とし、ふわふわした毛並みや息遣いまでもが伝わってくる。今回は横顔の猫も登場している。妻の愛子さん(74)は、かわいい猫やフクロウなど、見てほっこりするような楽しい作品を制作する。愛子さんこだわりの作品展示方法やテーブルなどの飾りつけも目を引く。

 工房は2008年スタートし、教室には東三河から通う生徒もいる。同館での開催は10回以上。富山県朝日町のヒスイテラスでも、4回の石猫展を開いている。

開催時間は、午前10時~午後4時。最終日は午後3時まで。

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