13日まで竹島水族館で「天使と悪魔」展
2025/04/06
「天使と悪魔」をテーマにした展示(蒲郡市竹島水族館で)
蒲郡市竹島水族館で「あなたはどっち派?天使と悪魔展」が開かれている。「天使」や「悪魔」と名付けられた生き物を展示し、その由来や特徴を紹介。さらに、飼育員にとって飼いやすい「天使」な魚と、「気難しくて悪魔のように恐れられる」魚も集めた。13日まで。
名前に「天使」が付く「アルタムエンゼル」は、「エンゼルフィッシュ」とも呼ばれる。南米に生息する淡水魚で、しま模様と大きなヒレが特徴で大きいものは30㌢を超えるという。
一方、三河湾にも生息するカサゴの仲間「オニオコゼ」は石や岩に擬態し、近づいた獲物を捕食する。英語の名前は「DevilStinger(デビル・スティンガー)」で、悪魔のとげを意味する。背ビレの毒が危険だという。
「デバスズメダイ」は、鮮やかな青緑色で暖かい海に生息する。温和な性格は飼育員にとって「天使のような存在」。かたや、気性の荒い「ネオンダムセル」は、西部太平洋に生息するスズメダイの仲間。縄張り意識が強く、ほかの魚を攻撃するため、一緒に展示することができない飼育員泣かせの魚だ。
午前9時~午後5時。年中無休。