満月と新月前を捉える

豊川市在住の嶋勝康さん/南北洋上の月の変化を比較

2025/04/06

 豊川市在住のアマチュア写真家、嶋勝康さん(85)が、満月と新月前(日の出前、三日月の逆)2種類を撮った。

 南米大陸バルパライソの町は、チリの首都サンチャゴから西に120キロ付近の沿岸にある。南緯33度付近で、嶋さんが見た満月はとても美しく、この時「月の模様角度が日本と異なるのでは」と気になった。嶋さんはカメラ内蔵の水平機能を使い、傾かないように写した。

 日本圏内では、八丈島東150キロの北緯33度付近。3月14日は部分月食を終えた直後であったが、カメラできれいな満月を捉え、地球規模で南北洋上の月の変化が比較できたのは良かった。

 航行スピード変化などの影響もあり、日の出、日の入りの時刻が船内予報より15分前後ずれることもあったが、月に関しては予告がないので、早朝の月の出を撮るには不便だったという。

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