スケッチで足跡を振り返る

初個展から10年/豊橋で杉浦俊一さん個展

2025/04/17

個展を開催している杉浦さん(ギャラリー茶房田園で)

 豊橋市のアート愛好家、杉浦俊一さんの個展「スケッチ展 この10年」が、同市馬見塚町のギャラリー茶房「田園」で開催されている。この10年間に描かれたスケッチを中心に約60点が並ぶ。

 初個展から10年を迎えたことを記念して開催した。年代別に展示し、足跡をたどる。水彩のスケッチに始まり、アクリルやパステルなど新しい画材に挑戦してきた歩みも見られる。

 新型コロナウイルス禍前に訪ねた海外の風景では、スペインのグラナダやイギリスのケンブリッジ、モロッコのマラケシュなど個性あるまちの様子を生き生きと描く。最近のものでは、豊橋市内を自転車で回ってランドマークを描いたものや、故郷・熊本のカフェや熊本城を描いた作品などが並ぶ。他にも個性あるスケッチと最近の作品がそろい、楽しめそうだ。

 20日まで。15分ほどで仕上げるというスケッチは作品の原点。「個展も14回目。多くの人に見てほしい」と、杉浦さんは来場を呼びかけている。

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