ALSOKが豊橋ゆたか学園で
2025/05/16
不審者役を取り押さえる職員ら(豊橋市高師町で)
豊橋市高師町の障害児入所施設「豊橋ゆたか学園」(中野章園長)で15日、綜合警備保障(ALSOK)豊橋支社の社員3人が、職員約25人を対象にAED(自動体外式除細動器)と護身術の講習を行った。
AED講習では、講師の指導のもと、人形を救助者に見立てて、職員の代表数人が胸骨圧迫やAED操作など心肺蘇生の流れを体験。救急車が到着するまでの応急手当で救命率がかわることを学んだ。
続く護身術講習では、職員1人ずつが、さすまたを使って不審者役の社員を取り押さえる訓練などを行った。不審者が学園に侵入した場合を想定し、園内放送や避難を行うロールプレイングも実施した。
同社営業部営業第1グループリーダーの瀬良拓也さんは「参加者の守るべきものを守ろうという意識が高く、良い講習となった」と講評した。
同社は、学校や企業などに向け、AED講習プログラムを実施している。
今回は、親交のあった中野園長からの依頼で、護身術講習も合わせて初めて行ったという。中野園長は「今後も継続していきたい」と話した。