国府小・古橋君がバルサキャンプに参加/豊川
2025/06/07
スペインで貴重な経験を積んできた古橋君(ララポルトで)
豊川市立国府小学校3年の古橋慈英(じえい)君(8)が先月、スペインで行われた名門サッカークラブ、FCバルセロナのトレーニング遠征「バルサアカデミーキャンプ」に参加した。アカデミーの国内練習場で、所属するASラランジャ豊川のホームグラウンドである同市平尾町のララポルトで貴重な経験を語った。
昨年夏、国内のアカデミーキャンプに参加し、高いポテンシャルで1270人の中から栃木会場の選手と一緒にMVPに選出され、スペイン切符を手にした。
5月11日から21日までの期間中、メッシやイニエスタ、ヤマルら名選手が育ったバルセロナ市内のトレーニング施設で過ごした。トップチームと同じデザインのユニホーム姿で練習試合にも参加し「いいところにたくさんパスが出せて、ポジショニングもうまくできた。守備ではもう少し(相手に)詰めた方がいいとアドバイスを受けた」と振り返った。
滞在中には、トップチームが2年ぶりのリーグ優勝を決め、街が熱狂したパレードを見る機会にも恵まれた古橋君。将来の目標は、日本代表で活躍することと、バルセロナに入団してチャンピオンズリーグで優勝すること。「またスペインに行きたい。(同国代表でバルセロナの)ペドリのように、いいパスが出せる選手になりたい」と意気込んだ。