福岡小で笹を飾って七夕の会開く/豊橋
2025/07/01
ササを手に歌う児童たち(豊橋市福岡小学校で)
「七夕」(7月7日)を控え、豊橋市福岡小学校(山田浩一校長)のスターフェスティバル(七夕の会)が6月30日、校内で開かれた。福岡校区保護司会と更生保護女性会の会員らが1、2年生182人にササをプレゼントし児童たちが思い思いに飾り付けた。
児童たちは各教室で、会員や保護者らの助けを借りながら、短冊や好きな絵を描いた飾りなどをササに結び付け、出来上がったササを手に「たなばたさま」を合唱した。短冊には「家族が健康に暮らせますように」「友達が長生きできますように」「テストに合格できますように」などの願いが込められている。
保護者ら9人が前日、豊川市の豊川岸で許可を得てササを採集したという。
犯罪や非行のない安全で安心な地域を目指す「社会を明るくする運動」の一環として保護司会と更生保護女性会が1980年から始めた伝統的行事。保護司会の原芳基さん(72)は「運動の意味が子どもにはまだわからなくても、徐々に理解していき、犯罪の少ない地域になれば」と話した。