はっきり〝450〟

長篠・設楽原の戦い から450年の節目/馬防柵前に田んぼアート

2025/07/29

馬防柵の向こうに数字「450」の文字がはっきり(新城市竹広で)

 長篠・設楽原の戦い(1575年)から450年の節目。新城市竹広の設楽原決戦場馬防柵前の田んぼに「450」の文字がはっきりと見えるようになった。

 仕掛けたのは、長篠の合戦・設楽原決戦場田んぼアート実行委員会(松山和彦代表)。6月中旬の田植えイベントに参加した25人が、割り当てられた区画に指定された「あいちのかおり」、「雪あそび」、「白穂波」の古代米の「紫稲」4種類の苗を植えた。青々と茂ったあいちのかおりを全体的に、紫色に帯びる紫稲を450の数字に用いた。

 田んぼは約380平方メートル。田植えから1か月を過ぎ、徐々に数字が見え始めた。松山代表は「きれいに数字が見え、ひとまず安心した。緑の白穂波がこれからどんなふうに変化していくか楽しみ」としたうえで「何度も足を運んで変化を見て楽しんでほしい」と一般の人たちにも呼びかけている。

今後の稲刈りイベントや来年の構想は、現在、協議中という。

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