地元企業訪問「オープンファクトリー」
電気で暮らしと産業支える『偉大な裏方』目指す
2025/08/19
本社で説明を受ける(豊橋市舟原町で)
豊橋市舟原町の総合電気設備工事会社「シンデンコー」には8日、県立豊橋工科高校2年生の磯部夢輝さん、近藤幸之助さん、島カズオさん、藤牧和真さんの4人が訪れた。
シンデンコーは、電気設備事業、空調設備事業、再生可能エネルギー事業を行う。1981年に「新興電気工業所」として創業。91年に社名変更し、現在は、本社のほか新城営業所と長野県に東日本エリア支店を置く。
この日、本多英司社長から会社や事業、仕事内容の説明があった。本多社長は、動物愛護センター建設に伴う電気工事や、豊橋総合動植物公園駐車場工事など、施工実績を挙げながら、「建築図面を見て必要な電気設備を設計し、配線・施工する仕事。クリエイティブな仕事でやりがいがある」と説明した。
「住宅の配線工事から億単位の仕事まで幅広く、活躍の場はいくらでもある。電気で暮らしと産業を支える『偉大な裏方』を目指す」と本多社長。その後高校生たちは、社長の案内で2階のスタッフルームや1階の倉庫を見学した。
質疑応答では、必要な資格を問われ、本多社長は、「電気工事士と電気工事施工管理技士が主な資格。高校生のうちに取得できるものは取得しておくとよい」と答えていた。
電気科の近藤さんは、「将来に役に立つことを色々と教えてもらい参考になった」と感想を話した。