トリード大学准教授・山崎さんに豊橋親善大使委嘱
2025/08/22
山崎華純さん(提供)
米国オハイオ州トリード市との姉妹都市提携25周年を迎えた豊橋市は21日、州立トリード大学日本語学科准教授の山崎華純さん(39)を「豊橋親善大使」に委嘱した。市役所で委嘱式があり、長坂尚登市長から代理出席した母親の美佐子さんに委嘱状が手渡された。
華純さんは、文書で「豊橋の魅力をより多くの皆様に伝え、国際交流の機会がさらに広がるよう、今後の活動に取り組んでいきたい。将来的に互いの地域での学びや文化体験がより実現しやすい環境づくりを後押しできれば」とあいさつを寄せた。長坂市長は「両市の架け橋として交流の中心となってほしい」と期待を寄せた。
大使は、市に滞在する外国人市民、または市にゆかりのある人に委嘱し、市と大使の母国・在住国との間で情報交換し、国際化を図ることを目的とする。現在、ドイツ、イタリア、ラオス、ブラジル、スリランカ、中国の9人が活動する。
華純さんは、県立豊橋東高校卒業後、2005年に姉妹都市出身者対象の奨学金制度を市で初めて利用してトリード大学に入学。卒業後、同大学日本語学科で日本語指導に携わり、学生の相互派遣や大学のプロモーション活動など、両市の交流の増進を図り、友好親善に貢献している。
11月9日開催の「とよはしインターナショナルフェスティバル」に、オンラインで登場する予定。