元中日ドラゴンズの英智さん来場/トレーニング方法など子どもらへ指導
2025/08/25
子どもたちにスローイングを指導する英智さん㊨(安形医院のブルペンで)
豊川市一宮町の安形医院などで23日夜、「第8回あがた夏祭り」が開かれ、元中日ドラゴンズ選手で野球評論家の英智(ひでのり)さん(49)が来場した。
現役時代は強肩外野手として落合政権下で日本一も経験。引退後は古巣の1軍と2軍でコーチを務めた英智さん。トークイベントでは、野球帽をかぶった子らを前にメンタルを強くする秘訣(ひけつ)や、学生時代に積んだ手首のトレーニングなどを紹介した。
今季もBクラスと苦戦する中日については、来季からバンテリンドームナゴヤの外野フェンス前に新たな観客席ができることに着目。「ホームランが出やすくなる一方、投手の防御率も上がる。野球が変わるし、出るメンバーも変わる」と推測した。
同院の専用ブルペンでは子ども20人が対象の野球教室も開かれ、持ち前のスローイングのコツを教えた。
この日は元三遠ネオフェニックスの太田敦也さんも来場し、バスケットボール教室で交流。関節リウマチやスポーツ障害予防の講演もあり、スポーツを通して地域振興に貢献している安形俊久院長の取り組みを周知する日となった。