市政に対する要望など伝える

蒲郡市長が市内の高校生と対話

2025/08/26

鈴木市長と対話する高校生たち(蒲郡市役所で)

 蒲郡市の鈴木寿明市長は25日、市内の高校に通う2、3年生10人と市役所で対話した。生徒たちは将来の夢を語ったり、市政に対する疑問や要望を市長に伝えたりした。

 参加したのは蒲郡高から4人、蒲郡東高2人、三谷水産高4人。生徒たちは市の魅力について、海や山が近く、観光名所や飲食店が充実していることなどを挙げた。三谷水2年の柴田晟吏(せり)さんは「山や海を遊び場として、小中学校の行事に生かしてほしい」と提案した。

 一方で、海辺に落ちているごみの多さや、高校生が遊べる場所が少ないことなどを指摘した。映画館やボウリング場、市の中心地に人気のコーヒーチェーン店を求める声が根強いという。蒲郡3年の山本唯愛(いちか)さんは「蒲郡駅前に図書館ができると聞いた。まわりにお店が増えてほしい」と期待を込めた。

 ほかに、観光地で外国人が楽器を演奏しているのを騒音と感じる生徒もいた。鈴木市長は「外国での慣習が日本に合わないこともある。ただ話し合えば分かってもらえるはずなので、機会をつくりたい」と話した。

 市長との対話は、将来を担う若者の意見を市政に反映させようと、2017年に始まった。先月には小・中学生も市役所に招いた。

2025/08/26 のニュース

鈴木市長と対話する高校生たち(蒲郡市役所で)

有料会員募集

今日の誌面

有料会員募集

東日旗

きらり東三河サイト

高校生のための東三河企業情報サイト

連載コーナー

ピックアップ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.

PAGE TOP