10月1日に動物愛護センターが開所/豊橋
2025/08/26
動物愛護センター「あいくる」の外観(豊橋市提供)
豊橋市の動物愛護センターは10月1日に開所する。愛称は「あいくる」に決定した。
市が25日、発表した。センターの場所は同市中野町の保健所・保健センターの隣接地で、切り妻屋根が特徴的な平屋建ての施設の延べ床面積は約997平方メートル。猫の室内飼いをイメージするための「猫モデルルーム」や、犬や猫の飼い方講習会などで使用する貸し出し可能な多目的ホール、犬猫の譲渡室などを備える。
開館日時は、月~土曜日の午前9時~午後5時。
市が4、5月に施設の愛称を募集したところ、市内外から744点の応募があった。審査の結果、市内在住の近藤由喜男さんの案に決まった。あいくるには「愛くるしい瞳の犬と猫、みんなが犬と猫に『会いに来る』、犬と猫に『愛が来る』施設にしたい」との思いが込められているという。
市は、猫モデルルームのネーミングライツ(命名権)のパートナーも公募。3社から応募があり、審査を経て市内に本社を構える「中央製乳」が提案した「中央製乳キャットルームMilk」を採用した。年間の命名権料は30万円で、契約期間は5年間。