プロに学ぶトレーナーの仕事

理学療法士目指す学生ら三遠ネオ見学/豊川

2025/09/06

テーピングを見学する学生ら(オーエスジー体育館で)

 豊橋市牛川町の豊橋創造大学保健医療学部理学療法学科の学生4人が男子プロバスケットボールBリーグ・三遠ネオフェニックスの練習拠点のオーエスジー体育館(豊川市)を訪ね、スポーツトレーナーの仕事を見学した。

 学生たちは、専門職からなるトレーナーチームを取りまとめているハイパフォーマンスディレクターの神鳥亮太さん(48)の案内で、体育館内にある施設の一つで体をケアするトリートメントルームなど各所を見学。神鳥さんは「選手たちをいかに回復させるかが大事」とトレーナーの在り方について話した。

 また、選手たちのテーピングの様子を間近で見せてもらった学生らは、プロの仕事の手際の良さとスピードに驚いていた。

 見学後、神鳥さんは、コーチやドクターなどさまざまな職種の人と対応することからコミュニケーション能力の重要性についても説明。「スポーツフィールド上では、何が起こるかわからないから、常に最悪の状態に備えていなければいけない」と述べた。その上で、「まずは、理学療法士として一人前になり、臨床経験を積むことが重要」と話した。

 2024―25シーズンから三遠ネオフェニックスのオフィシャルパートナーとなった同大は、地域の健康を支える大学として、地域のスポーツ振興に寄与したいと考えている。

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