ディベート甲子園3位の鈴木さん

中学部門2年連続出場/豊川市長を表敬訪問し報告/メンバーで豊橋市在住の丸地さんも出場

2025/09/12

竹本市長に3位入賞を報告した鈴木さん㊧(豊川市役所で)

 千葉県で先月開かれた「ディベート甲子園」こと全国中学・高校ディベート選手権の中学部門に2年連続で出場し、3位に入賞した愛知教育大学附属岡崎中の3年で、豊川市在住の鈴木咲菜さん(14)が11日、市役所に竹本幸夫市長を表敬訪問した。

 岡崎中の生徒らは全国から24校が出場した大会で「日本は中学生以下のSNSの利用を全面的に禁止すべきである。是か非か」のテーマで相手校と論争を展開。準決勝で優勝常連校の創価中(東京)に惜敗し2年連続の優勝こそ逃したが、準々決勝までは審査員の票をすべて獲得する完全勝利で突き進んだ。

 鈴木さんは肯定側の場合は最初に反駁(ばく)し、否定側の場合は2度目の反駁を行う重要な役割を担った。2月から岡崎市内の公共施設で練習を重ね、他校との練習試合は82回を数え、参考資料の数も715に上った。「すごく成長できた。負けて得られるものの方が多かった」と振り返った。

 メンバーには、3年で豊橋市在住の丸地愛子さん(14)もおり、否定側で最初に反駁する役割を担い、性犯罪の件数やLGBT(性的少数者)の居場所といった観点で制限時間内に論破した。「全力で頑張ったので悔いはない」と話した。

大会で反駁に臨む丸地さん(全国ディベート連盟提供)

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竹本市長に3位入賞を報告した鈴木さん㊧(豊川市役所で)

大会で反駁に臨む丸地さん(全国ディベート連盟提供)

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