強い地震の発生を想定して/事前に教諭がいない時の避難行動を確認/豊橋・磯辺小
2025/10/07
運動場に避難する児童たち(豊橋市磯辺小学校で)
休み時間の地震発生を想定して児童抜き打ちの避難訓練が6日、豊橋市の磯辺小学校で行われた。全校児童568人と教職員、市消防団磯辺分団の久保義和分団長ら5人が参加した。
訓練では、緊急地震速報のチャイム音とともに、「強い揺れに注意して下さい。身を守って下さい」の放送が流れ、児童たちは頭を隠してうずくまった。その後、「揺れが収まりました。運動場に避難しなさい」との放送で防災頭巾をかぶり、運動場に集まった。
訓練前の事前学習として、児童たちは休み時間など教諭が近くにいない時の避難行動を各クラスで確認していたという。
稲田恒久校長は「地震はいつ起こるかわからないので、皆がどんな動きをするか確認した。とても良かったが、揺れている時には動かず、安全な場所でしゃがむことだけは覚えて」と講評した。訓練後は、磯辺分団による放水訓練の披露もあった。
磯辺小では今年度、火災を想定した磯辺分団との避難訓練や、洪水を想定した磯辺保育園との合同避難訓練などを行っている。