東三河看護専門学校で継灯式開く
2025/11/08

1人ずつ理想の看護師を発表する1年生ら(成田記念病院で)
社会医療法人「明陽会」が運営する豊橋市羽根井本町の東三河看護専門学校(神谷厚校長)は7日、同法人の成田記念病院で第25回生の「継灯式」を開いた。1年生38人が、理想の看護師を目指して学び続ける決意を新たにした。
継灯の儀では、1年生が1人ずつナイチンゲール像から自らのキャンドルにともし火を受け継ぎ、全員で「向上心を持って確かな知識、技術、態度を習得し、信頼される看護師を目指します」「他職種と協働し、地域社会に貢献できる看護師を目指します」など、誓いの言葉を唱和した。その後、1人1人が目標とする看護師の姿を発表した。
神谷校長は、式辞で「誓いの言葉には、看護に対する熱い思いや人への優しさ、思いやりが込められている。使命感と責任感を持ち、笑顔で優しく声をかけ、心からありがとうと言われる信頼される看護師になってほしい」と激励した。
1年生を代表し、安藤野々花さんが教職員や仲間、家族に感謝の言葉を述べ、「壁にぶつかることもあると思うが、本日いただいた言葉を励みに仲間と共に初心を忘れず、一歩ずつ歩んでいく」と誓った。
今後、1年生は成田記念病院などで臨地実習を積んでいく。