「第39回豊川市防火大会」開く/豊川市防火安全協会・豊川市消防本部
2025/11/08

小野会長から消防活動防火功労賞受ける消防団員ら(豊川市文化会館で)
「第39回豊川市防火大会」が7日、市文化会館で市防火安全協会(小野喜明会長)と市消防本部の主催で開かれた。
表彰式では、防火・防災思想普及功労として杉山智悠さんが、消防活動防火功労として市消防団の平尾分団、赤坂分団、御津第3分団、市自警団連絡協議会桜木校区自警団がそれぞれ受賞した。
また、全国危険物安全協会理事長表彰が前市防火安全協会副会長の米花立美さんに伝達された。
少年消防クラブ員の防火作品のポスター、習字、作文で優秀作品に選ばれた小学生14人も受賞し、作文で最優秀賞に輝いた町田和香奈さん(豊川小6年)が「火事の恐怖は残る」の題名で朗読した。
2月に自宅近くで起きた店舗火災の際の体験を振り返り、家族と過ごした不安な時間や、その後も火事の夢を何度も見たことを回想。揚げ終わった天かすが酸化熱で出火することがあることを紹介し「知識があれば防ぐことができる火事もある。経験から学んだことを忘れず、火を扱う時には今まで以上に気を付けたい」と結んだ。
市消防音楽隊による演奏や火の用心三唱も行われた。