御油小学校区で関係者ら15人が参加/豊川
2025/11/15

防犯設備士から改善点などを聞く防犯ボランティアら(豊川市御油町内で)
豊川署は13日、豊川市立御油小学校区で「まちの防犯診断」を行った。
診断を行う愛知県セルフガード協会の防犯設備士3人と署員、市御油連区役員、防犯ボランティア、御油小学校教職員、市人権生活安全課職員ら合わせて約15人が参加した。
今斉地内と炮六土地内の2カ所で、防犯設備士のうちの一人、森全央さん(63)が主幹を務め、危険個所を示しながら、その理由と改善点について話した。
森さんは、通学路のある今斉地内で「生け垣なども手入れが行き届いているきれいなまちですが、防犯的な観点で見ると無防備に見えます」と述べ、防犯カメラ設置の必要性などを説明した。
小学校の正門については「門が閉まるような改善を考えてほしい」と具体的なアドバイスを行った。
御油連区の西川毅連区長は「今回の防犯診断の結果を活用して、できる限り改善し、地域防犯力の向上を図っていきたい」と話した。