〝宇宙船〟どうなる?

豊橋駅東口再開発計画で話題に/SNSに存続願う投稿相次ぐ/アニメ「マケイン」で存在感/ドラマでも重要な役割

2025/11/15

建物の上に立つスペースシャトルの形のオブジェ(豊橋駅前で)

 豊橋駅東口で再開発に向けた準備作業が動き出したことで、該当する地区で名物になっているスペースシャトルにそっくりなオブジェの去就に注目が集まっている。

 斜めに空を向いたオブジェは、駅前大通でも駅寄りの場所にある元パチンコ店の屋上に、店が閉業した後も設置されたままになっている。東三河の玄関口である駅前では目立つ存在で、豊橋を印象付けるランドマークの一つとして知られてきた。

 この廃店舗を含め老朽化した建物が多くある東口の正面の街区で再開発が計画されていて、今月には準備組合が事業協力者の募集を開始した。

 こうした動きにソーシャルメディア「X」には、オブジェはどうなるのかと心配する声や、何とか残してほしいと願う投稿が相次いでいる。

 独特の存在感で、かねてから東口に降り立った来訪客に興味を抱かせてきたこのオブジェがさらに知名度を上げたのは、豊橋市など東三河を舞台にした昨年夏の人気テレビアニメ「負けヒロインが多すぎる!」(通称マケイン)の放映がきっかけだったとみられる。

 アニメのオープニング映像では、シャトルが飛行するような様子が描かれたほか、作中で駅前のシーンにたびたび映り込んだ。喜んだファンは、SNSにオブジェの写真を次々に投稿した。

 シャトル型オブジェはマケイン以前にも、主に市内で撮影が行われた2013年のドラマ「みんな!エスパーだよ!」で登場し、物語の進行に欠かせない役割を果たした。

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