熊手で商売繁盛祈る

来月5、6日に西光寺で「酉の市」開く

2025/11/19

酉の市に来場を呼びかける奉賛会の戸倉会長㊧と保存会の水野会長(東海日日新聞社で)

 「福を呼ぶ」という熊手を買って来年の商売繁盛を祈る年末の風物詩「三河酉(とり)の市」が12月5、6の両日、豊橋市大手町の西光寺で開催される。酉の市奉賛会が主催し、三河酉の市保存会が協力する。奉賛会の戸倉信一郎会長と保存会の水野和也会長らが東日新聞社を訪れ、pRした。

 酉の市は、両日とも午後3時~8時まで。熊手は本場・浅草のものを中心に並び、宝船やだるまが販売される。購入した縁起物は本堂で祈祷(きとう)・お精入れを受けることができ、希望者は「手打ち隊」により「商売繁盛、益々繁盛、大繁盛」のおめでたい掛け声と手拍子で景気をつけてもらえるという。

 また、地域の小学校児童による「子ども手打ち隊」が登場するほか、子どもたちを対象にミニ熊手を使った「お菓子集めゲーム」も開催される。さらに本堂前には今年話題になった「豊橋中央高校夏の甲子園出場」をモチーフにした大熊手もお目見えしムードを盛り上げる。

 1909年から続く、三河唯一の酉の市。戸倉、水野両会長は「来年の幸福を祈ってぜひお参りを」と来場を呼びかけている。

昨年開かれた酉の市(提供)

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酉の市に来場を呼びかける奉賛会の戸倉会長㊧と保存会の水野会長(東海日日新聞社で)

昨年開かれた酉の市(提供)

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