被災体験踏まえ防災訓練

令和5年6月豪雨被害の豊川市桜町連区/初の炊き出しも「自助」の意識高める

2025/12/01

炊き出し訓練でおにぎりを作る参加者ら(桜町小学校で)

 一昨年6月の記録的豪雨で広く浸水被害を受けた豊川市桜町連区は30日、市立桜町小学校で防災訓練を実施した。町民ら約400人はまだ記憶に新しい被災体験を踏まえ、初の炊き出し訓練などに臨んだ。

 大地震の発生を想定し、地元の各委員や消防団、市職員らが指導する形で、連区内の桜町、蔵子、小田渕、農ケ上の町内会ごとに救命救助、土のうの作成、マンホールトイレや段ボールベッドの設置、起震車「なまず号」の搭乗などの訓練に臨んだ。竹本幸夫市長や地元議員ら来賓も視察した。

 給水車による給水訓練に加え、今年は初めて避難所にあるはそりを使った炊き出し訓練を行った。無洗米20㌔分を炊き、塩としそ味のおにぎり約400個を作り、参加者に配った。

 地震の避難所に指定され、一昨年の豪雨の際にも臨時で開放された同校体育館には市の非常食が備蓄されているが、鈴川智彦連区長は「実際に災害が起きればこれだけでは足りないと思う。備蓄分をあてにせず、自分たちが主役となって『自助』の意識を強く持つ機会になれば」と期待した。

市職員の指導で心肺蘇生法を体験する親子ら(同)

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