「こどもの権利条例」制定に意欲

生まれて良かったなと思えるまちに/豊橋市議会一般質問で長坂市長が思い語る

2025/12/09

一般質問に答える長坂市長(市議会議場で)

 豊橋市の長坂尚登市長は8日の市議会定例会の一般質問で、制定を目指す「こどもの権利条例」に込める思いを語った。

 星野隆輝議員(まちフォーラム)の質問に答えた。

 同条例の「肝」が何になるのかを問われた長坂市長は「豊橋に生まれた子ども、豊橋で育つ子どもが大きな不自由なく大過なく、しっかりとここで大人になれる、そしてできればこの豊橋市において嫌な思い出ではなく、楽しい思い出を持って豊橋に生まれて良かったなと大人になってから思える、そういうまちを作りたい。それを条例に反映させたい」との認識を示した。

 「とりわけ子どもの生存、成長、あるいは何らかの被害に遭わないところは特に重要と考えている」と指摘。「そういう子どもの権利がしっかりと守られるような条例の制定を目指している」と述べた。

 ただし条例制定の目標時期には言及しなかった。

 長坂市長は昨年11月の市長選で、訴えの一つに「子ども条例(子どもの権利条例)策定」を掲げた。同12月に市が公表した「こども計画案」には、こどもの権利条例の策定を検討する方針が明記された。

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