「やさしい日本語で学ぶ救急救命講習」

豊橋市国際交流協会が開催

2025/12/09

「やさしい日本語」で説明を受けて実践(まちなか図書館インターナショナルスペースで)

 豊橋市国際交流協会は7日、市内駅前大通2のまちなか図書館インターナショナルスペースで「やさしい日本語で学ぶ救急救命講習」を開催した。

 参加したのは外国人市民を中心に災害時通訳ボランティアら計24人。心肺蘇生やAED(自動体外式除細動器)の使い方を学び、体験した。日本赤十字社愛知県支部が協力した。

 講座では同支部の指導員らが「やさしい日本語」を使って説明。そのうちAEDの使い方では「つよく、はやく、ずっと」と述べ、「この〝ずっと〟が大事です」と述べるなど、「誰でも理解できるように伝える」ことに重点を置いて行われた。

 よくわからないという人には、やさしい日本語講師がサポートし、外国人市民の理解を助けた。

 植原尚弥指導員は「短く、はっきり、ゆっくりと説明することを心掛けた。体験を通じて、周りの人を助ける側の担い手になっていただければ」と期待を寄せた。

 夫婦で参加したブラジル人の上島リカルドさん(43)とエリザさん(48)は「もしなにか起こった時には互いに助けることができるようにと思って講習を受けた。近所の人にも伝えたい」と話した。

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