木工旋盤使い自分だけの小さなツリー作る/豊川観光協会
2025/12/10

旋盤で木を削る参加者たち(プラスニコで)
豊川市観光協会は6日、萩町の工房プラスニコで木工体験「寄木のクリスマスツリー」を開き、市民らが木工旋盤を使って自分だけの小さなクリスマスツリーを作った。
木工体験では赤、白、緑のクリスマスカラーをヤマザクラ、トチノキ、ホオノキの3種類の木で表現した特別な寄木を使用。参加者は旋盤機で木が回転するたびに変わる模様に目を輝かせ、削り進めるほどに工房内には木の香りが広がった。
寄木は自然素材ならではの色合いや質感が重なり、同じ模様は生まれないといい、講師を務めたプラスニコの担当者は「自分の手で作ったツリーは毎年飾ることができ、長く楽しんでいただけます」と話した。
インテリアとしても贈り物としても喜ばれる仕上がりとなり、参加者同士は互いの作品を見せ合い、「形が違うからこそ良い」「これが自分だけのツリーだと思うと愛着が湧く」と話していた。