愛知県東三河総局が「ストリームラボ」
2025/12/10

自らが作成したプログラムでロボコンに挑戦するする参加者(YMGで)
愛知県東三河総局は7日、豊橋市雲谷町の産業用ロボットシステムメーカー「YMG」で「高校生のためのプログラミング教室『ストリームラボ』」を開いた。ITやロボットなどの先端分野に関心を持つ若者を育て、将来の地域産業を支える人材の裾野を広げるため企画した。
講師は、山本祐一郎社長と豊橋技術科学大発ベンチャー「OptTech」の藤井琢也社長。参加した豊橋工科高の生徒14人が講師の協力を得てプログラミングやロボコン競技に挑戦した。山本社長は「みんなは物事に集中できる素晴らしい力を持っている。プログラミングを楽しみながら、考える力を伸ばしてほしい」とエールを送った。
参加した一人、ロボコン競技で優勝した同高2年の加藤朔さんは「ロボットを作り、動かす過程が楽しかった。試行錯誤を通じて自分の成長を感じることができた」と話した。
プログラミング教室に先立ち、東三河に集積するロボット関連企業の紹介もあり、生徒たちは地元元にも魅力的な技術や産業があることに理解を深めていた。