歴史トラベル/豊川市でガイドと巡る
2025/12/11

御油の松並木を散策する参加者ら(豊川市観光協会提供)
豊川市観光協会は7日、体験プログラムとして御油・赤坂宿歴史散策を開催し、市民ら8人が江戸時代から歴史が続く御油町と赤坂町にまたがる旧東海道を歩いた。
地元のボランティアガイドの案内の下、赤坂町にある大橋屋(旧旅籠鯉屋)を皮切りに、杉森八幡社や関川神社、御油町の東林寺や御油の松並木資料館を見学した。両町を往来する際には国の天然記念物「御油の松並木」を歩いた。
ガイドは、御油宿と赤坂宿の短い距離で旅籠(はたご)が密集し、歌川広重の浮世絵「御油 旅人留女」に描かれるように当時は宿泊客の奪い合いだったという話もあり、参加者は歴史トラベルを楽しんだ。