2025（令和7）年
12月23日 火曜日
蒲郡市が国内自治体で50番目の誓約
2025/12/23
誓約書に署名した鈴木市長（左から２人目）＝蒲郡市役所で
蒲郡市は22日、温室効果ガスの大幅削減などに取り組む「世界首長誓約／日本」に署名した。気候変動抑制に関する国際的な枠組み「パリ協定」の目標達成に貢献し、２０５０年までに「ゼロカーボンシティ」の実現を目指す。
市役所で誓約式があり、鈴木寿明市長が誓約書に署名した。世界首長誓約／日本事務局長の杉山範子さんは「国内で50自治体目の誓約となり、気持ちを新たにしている。現状を踏まえ、地域の取り組みを加速する必要がある。市の施策を国内外に広く発信してほしい」と期待を寄せた。
鈴木市長は「市ではゼロカーボンシティやサーキュラーシティなどの環境政策に取り組んでいる。地域から世界に向けて貢献したい」と述べた。
世界首長誓約は、自治体の首長が①持続可能なエネルギーの推進②国の温室効果ガスの削減目標以上の削減③気候変動の影響への適応―の３点を誓約し、行動計画を作成。具体的な取り組みを進め、２年ごとに二酸化炭素（ＣＯ２）排出量を含む実施状況を事務局に報告する仕組みで、パリ協定の目標達成に貢献する。
県内では豊橋市や岡崎市など８市町がすでに署名している。
国内では49自治体が誓約しており、蒲郡市が50番目となった。
誓約書に署名した鈴木市長（左から２人目）＝蒲郡市役所で
