防犯少年団招き「Xスマスコノハキッズ」イベ/豊橋署
2025/12/26

不審者への対応を学ぶ児童(豊橋署で)
豊橋署は25日、同署内で豊橋市立新川小学校の防犯少年団メンバー8人を招いたイベント「クリスマスコノハキッズ」を開いた。防犯教室や交通講話、鑑識体験会などを行い、子どもらの安全意識を高めた。
生活安全課は、防犯に関するクイズ大会を実施。SNSやインターネットの書き込みに関する注意点を紹介し「自分が嫌だと感じる言葉は投稿しないように」と呼びかけた。
また、不審者に声をかけられた想定の体験会も行い、防犯ブザーなどを使って助けを呼ぶ重要性を伝えた。
同校5年の三神正義(しょうき)君(10)は、ランドセルに防犯ブザーを付け、持ち歩くバッグには防災品を備えている。来年4月には弟が同校に入学する。「何かあった時には防犯グッズが必要だと改めて感じた。弟には1人で帰宅する時に注意するように教えていきたい」と話した。
防犯少年団は、暑と連携して防犯パトロールや広報啓発活動を実施。来年度も同校に委嘱される予定で、新5年生が活動する。
この日は、交通課の署員から反射材の使い方などを学び、指紋を採取する鑑識体験も行って警察業務への理解も深めた。同署生活安全課の中川元宏課長は「学校が始まった後、学んだ内容を友達にも伝えてほしい」と話している。