がまごおり未来創造塾/第1期修了式で塾生11人
2026/02/04

修了式でビジネスプランを発表する塾生(蒲郡市・クレインズネストで)
地域課題を解決して人材の育成を目指した「がまごおり未来創造塾」の第1期修了式が1日、蒲郡市本町のCranes Nest(クレインズネスト)で開かれた。塾生の若手経営者ら11人が、磨き上げたビジネスプランを発表した。
発表者のうち、医療法人進英会事務長の鈴木康行さんは、子どもの運動時間の減少を課題に挙げ、「こどもウェルネス未来プロジェクト」を提案した。
同会が運営するかんだ整形外科が2024年から25年にかけて市内の小学生311人に行ったアンケート調査によると、国が推奨する1週間の総運動時間420分を下回る子の割合は74%に上る。市内の小学校で部活廃止後の運動不足が問題になる中、プロジェクトでは理学療法士が小学校に出向き、体力テストの評価やプログラムの立案、放課後の運動教室などを通じて運動支援につなげる。
さらに、地域企業からTシャツに広告を掲載する「Tシャツスポンサー」を募る計画だ。鈴木さんは「産・学・官・民・金が協力して、子供を支える新しい学びと健康の形を作っていきたい」と意気込みを語った。
未来創造塾は実行委員会と熊本大、日本商工会議所青年部が連携して運営。地域に根ざした新たなビジネス創出に意欲のある参加者を募り、昨夏から全8回にわたって講義や事例研究、演習、合宿を行ってきた。実行委事務局長の小田泰久さんは「多業種で連携し、アップデートできた。修了式をスタートとし、新しい蒲郡をつくっていきたい」と抱負を述べた。新年度も継続し、参加者の拡大を図る方針だ。