豊川市八幡町の金属工芸作家・下山さん/神話を題材に制作
2026/02/23

銅板レリーフを奉納した下山さん㊧(大社神社で)
豊川市国府町の大社神社に22日、同市八幡町の金属工芸作家・下山末治さん(75)が神話を題材に制作した銅板レリーフが奉納された。
レリーフは幅80センチ、縦68センチ。厚さ0・8ミリの銅板を表裏からたたき、日本最古の書物「古事記」に登場する「因幡の白兎」のワンシーンを描いた。ウサギに手を差し伸べるオオナムチノカミ(後の大国主)は腰を下ろし、温かみある手のひらで優しさを強調。足元のガマの穂や背景の海や山も丁寧に表現している。
昨年、日本神話を題材に作った銅板レリーフが、同神社の総本社に当たる出雲大社(島根県出雲市)に奉納されたこともあり、地元の大社神社にも奉納しようと1年半かけて完成させた。
この日、奉納式に臨んだ下山さんは「大事に扱ってもらえればこの上ない幸せです」と話し、同神社奉賛会の橋本信夫会長(71)は「町内の安全安心にご利益があれば」と期待した。