「竹とタケノコ」など4作品上映 催しも多彩
2026/03/02

(左から)森委員長、片桐さん、谷口さん=新城文化会館で
毎年恒例となった「しんしろまちなか映画祭」(同実行委員会主催)が2月28日と3月1日、新城文化会館小ホールで開かれ、実在の夫婦をモデルにした「35年目のラブレター」など4作品が上映された。森正彦委員長は「高齢者らの外出を促し、まちのにぎわいにつなげようと始めて7回目。今年も多くの市民に来ていただけた」と感謝した。
豊橋を舞台に手筒花火の伝統と父子の絆、変化を描いた映画「竹とタケノコ」は28日に上映。舞台あいさつに立ったプロデューサーの谷口由里子さん(石川県出身)は「豊橋人にほれて移住した」と話し「1人では絶対にできなかった」と支援への感謝を述べた。
上映後には、新城市出身で広島大学在学中の起業家、片桐萌絵さん(21)による「私たちのお祭りを未来へ」と題したトークショーがあった。
「女子大生民族オタク」と自称する片桐さんは、新城の富永神社祭礼とともに育ち、現在は東栄町古戸の花祭りにも参加している。「第25回東三河ビジネスプランコンテスト」では、一般事業部門の最優秀賞と「若者初!きらり賞」のダブル受賞に輝いた。
トークの中で、祭りへの熱い思いを語るとともに、地域の祭りが抱える担い手不足、情報発信力の弱さ、収益性の低さなどの課題を指摘。「自分らしい方法で祭りを未来につなげたい」と、昨年4月に民俗芸能専門のコンサルティング会社「とらでぃっしゅ株式会社」を設立し、東広島での取り組みを紹介した。「東三河は民俗芸能の宝庫」と語り、「約束しなくても大好きな人と再会できる居場所」とし、「時空を超えて出会える場所をこれからもつなげていきたい」と熱く語った。
2日間、写真展「受け継ぐまつり展」、映画ポスター展、ママちゃんブラスコンサートなども開かれ、多くの市民らでにぎわった。