長引けば三河港にも影響の可能性
2026/03/06

三河港に並ぶ国産自動車(豊橋市神野西町で)
米国とイスラエルによるイラン攻撃で、泥沼の様相を呈する中東情勢。世界の物流に影響が出始めているが、世界各国と自動車などの貿易でつながり、輸入では金額と量ともに国内トップ、輸出でも名古屋港に次ぐ規模を誇る三河港も情勢を注視している。
最高指導者ハメネイ氏を殺害されるなどの攻撃を受けたイランは報復として、中東諸国から各国への原油の輸送ルートとなっているホルムズ海峡を封鎖。日本関係船舶を含むタンカーが航行できない状況となっている。
中東諸国への自動車輸出の主な玄関口は名古屋港となっており、北中米が主要取引先となっている三河港から中東方面に向かう船舶はないが、管轄する県三河港務所の職員は「この情勢が長引くか、早く収束するかで変わってくる。長引けば三河港にも影響が出てくる可能性はある。今後の動向を見ていく必要がある」と警戒を強めている。
2024年の三河港における輸出品目は自動車がトップで、約77万台で金額は3兆5986万円。輸入品目も自動車がトップで、約12万台で金額は7379億円となっており、自動車の輸入港として国内トップの座を維持している。