ドラ2軍拠点誘致に意欲

蒲郡市議会一般質問で鈴木市長/活性化など期待「公募に備えたい」

2026/03/06

 プロ野球・中日ドラゴンズの2軍本拠地の移転をめぐり、蒲郡市の鈴木寿明市長は誘致に意欲を示した。5日の市議会定例会で、鈴木貴晶氏(自由クラブ)の一般質問に答えた。

 球団は昨年11月、現在の2軍拠点であるナゴヤ球場の老朽化に伴い、2030年代前半の移転を目指して26年度に公募すると発表した。

 市の答弁などによると、現段階の条件は3項目。1つ目は6ヘクタール以上の土地で、メイン球場や選手寮、駐車場などを整備する。次いで、バンテリンドームナゴヤ(名古屋市東区)から車で1時間以内、公共交通機関でアクセスできる立地。加えて自治体の協力が挙げられている。26年度前半に具体的な条件が公表される見通しだ。

 蒲郡市内の候補地は3カ所。形原町の公園グラウンド周辺、移転後の市民会館跡地、海陽町の未利用地だ。ただ、公園グラウンド周辺は広さが十分ではなく、市民会館は南北が狭い。海陽町は条件が良いものの県所有の商業用地で、それぞれ課題がある。

 全国では、茨城県守谷市がヤクルトスワローズ、広島県廿日市市が広島東洋カープ、兵庫県尼崎市が阪神タイガースを誘致した例があり、自治体が周辺のインフラ整備などの支援をしている。

 すでに安城市、西尾市などが名乗りを上げる中、鈴木市長は「プロスポーツの拠点は、地域の活性化や雇用創出にもつながる。何より子どもの教育効果が期待できる。候補地などに課題はあるが、中日の選手が子どもたちと交流する夢を見て、公募に備えたい」と抱負を述べた。

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