近藤幸太郎が豊川工時代を振り返る

青学大との特別な「縁」/人生を変えた東海高校総体

2026/03/26

豊川工で頭角を現し始めた近藤幸太郎

 豊川市出身の近藤幸太郎(SGH)が豊川工業高校時代を振り返った。彼自身の「特別な思い出のレース」となった2年生の夏、飛躍のきっかけは大会での小さな「縁」だった。

 ◆東海高校総体
 近藤は、小学2年から地元の豊橋陸上クラブで練習に取り組み、高学年で短距離から中距離へと転向した。代田中学校ではTTランナーズに入り仲井雅弘代表の指導を受けて励んだが、全国大会に出場できなかった。

 豊川工業高校への進学後、徐々に長距離や駅伝で頭角を現し始めた。2年の夏に行われた東海高校総体の5000メートルで3位となり、インターハイの切符を手にした。名古屋市瑞穂陸上競技場で行われたレースを、近藤は「人生で一番の思い出」に挙げる。

 レースはラスト500メートルで7人が競る展開、6位までが全国大会の出場権を獲得する。近藤は「スパートに自信がなかったので早めに仕掛けた。残り100メートルで後ろから猛追を受けて『ヤバイ』と感じながら、何とか3位に滑り込んだ」と当時を振り返った。

 近藤自身は、ずっと「青山学院大学に行きたい」と公言していたが、当時は実績に乏しく可能性は低かった。ただ、そのレースを青学大のコーチが見ていたことが特別な「縁」となり、憧れだった青学大の門をたたくことができた。原晋監督の指導もありエースへ成長、箱根駅伝で総合優勝に貢献するトップランナーの飛躍へとつながった。

 豊川工で近藤を指導した小柳津幸輝さんは「高校時代から逸材だった。天性のバネを持つフォームがすごかった。大事なレースで結果を出す勝負強さがある。幸太郎から『日本一を目指す』と聞いて楽しみ。挑戦してほしい」と激励した。

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