その研究〝ビジネスの種〟なり

事業化への仕組み作り目指し豊橋市/有望な研究者や活動リサーチ/永続的支援構築図る

2026/04/22

ユニークでビジネスの種になる研究が行われている豊橋技科大(提供)

 豊橋市は、主に豊橋技術科学大学(同市天伯町)で進められている世の中に役立つ研究をビジネスの種と見なし、事業化する仕組みづくりを目指す。2026年度の新規事業として、この分野で専門性を持つ業者を募る。

 委託先の専門業者は、ビジネスにつながる可能性のあるユニークな研究をしている研究者をサポートしたり、有望な研究活動を見つけてきたりするほか、事業化支援の取り組みが永続的に行われる体制を構築する。

 市によると、研究をビジネスとして成り立たせるには事業モデル構築や協業先探し、資金調達など、やるべき業務が山積みで研究者が研究を続けながら1人でビジネスを成功させることは現状では難しい。事業化に向けた試行錯誤の過程を含めて支える仕組みが求められている。

 市は新たに立ち上げた今回の事業を委託する専門業者にコンサルティング会社を想定。応募する場合は5月1日までに参加意向申出書を、同22日までに提案書をそれぞれ市に提出する。書類審査やプレゼンテーション、ヒアリングを経て採否が決まる。詳しい内容は市のホームページで確認できる。

 豊橋技科大の次世代半導体・センサ科学研究所「アイリス」には昨年、半導体集積回路を製造する新工場と企業向けの個室の研究室などを備えたオープンラボが新設されるなど、産学連携の機運は高まっている。

 市地域イノベーション推進室の小野健太郎室長補佐は「大きく育つビジネスを作っていきたい」と語った。

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