ポットカーネーション出荷最盛期/豊川
2026/04/29

出荷作業に追われる加藤さん(豊川市大木町で)
「母の日」(5月10日)を控えて、県内最多の生産量を誇る豊川市のポットカーネーションの出荷が最盛期を迎えている。
JAひまわり鉢物部会では、部会員のうち14人がポットカーネーションを栽培。母の日向けに計約45万鉢を出荷する見込みだ。JAによると、世界情勢の影響で燃料が高騰し、渇水も心配されたが、品質としては例年並みに仕上がっているという。
このうち豊川市大木町の加藤文典さん(49)のハウスでも本格的に出荷が始まった。気温が上がった28日午前、ハウスには出荷直前の三分から五分咲きの花が色鮮やかに咲きそろった。加藤さんは一鉢ずつ状態を確かめながら、外容器をはめて保護フィルムを付ける作業に追われていた。
大小6棟のハウス(計1300坪)で、約35品種を栽培。定番の赤やピンクの単色のほか、2色以上が混ざり合っている複色系、紫や緑のモダンカラーなど個性的な品種もそろえ、計3万5千鉢(5号鉢)を出荷する予定。中部、北陸、関西地区の市場に出荷する。
加藤さんは「カーネーションは、日の当たる場所で毎日水やりをするだけで長く楽しめる。品種も増えた。母の日には、ぜひカーネーションを」と呼び掛けた。