東南アジア考古学イベント/新城のヨコタ博物館で24日に開催
2026/05/14

バンチェン土器が並ぶ中、イベントをPRする加藤さん(ヨコタ博物館で)
奥三河の片隅にありながら、東南アジアの陶器、民族衣装などを数多くそろえる新城市作手白鳥の「ヨコタ博物館」が、考古学の専門家を招いた2度目の学術イベントを開く。鹿児島大学の新田栄治名誉教授が24日、現地の墓や埋葬文化をテーマに講演し、展示品の土器についても解説する。
実業家の横田正臣氏(1925~2002)が開いた私設博物館で、岡崎との市境にある鬼久保ふれあい広場内に立つ。横田氏は300回以上も渡航して収集を続けたといい、約4000点の所蔵資料を誇る。
このうちバンチェン土器は、1960年代にタイ東北部で発見された埋葬遺跡から出土した副葬品だ。つぼの表面には波のような文様などがベンガラで描かれている。
24日のイベントは午後1時半~3時。東南アジア考古学を専門とする新田氏が館内で「バンチェン遺跡とタイ、ラオスのお墓」と題して講演する。
学術イベントは昨年6月、横田氏の生誕100年を記念して初めて開いた。この際は新田氏と文化人類学者2人が発表を行い、豊富なコレクションが専門家を引きつけていることがうかがえる。
講演について、博物館スタッフの加藤公子さんは「現地の映像も使って、東南アジアの文化を分かりやすく解説してくれる。専門的な内容ですが楽しく聞けます」と話している。
大人600円、小中学生400円の入館料で参加できる。問い合わせはヨコタ博物館=電話0536(37)2613=へ。