ステーションAⅰ協力へ謝意/シリコンバレー視察、愛知の製造業アピール
2026/05/21

ダッシャー教授㊧と面談した大村知事(提供)
米国を訪問中の大村秀章知事はカリフォルニア州に移動し、18日、スタンフォード大学を訪問。シリコンバレーで、量子コンピューターやAIロボットを開発する最先端企業も視察した。
大村知事は、同大アジア・米国技術経営研究センター長のリチャード・ダッシャー教授と会談。名古屋市のスタートアップ(新興企業)支援拠点「ステーションAⅰ」立ち上げへの協力に謝意を述べ、イノベーションについて意見を交わした。
日米のイノベーション事情に詳しいダッシャー教授からは、自動運転技術や「空飛ぶクルマ」、量子コンピューターなどシリコンバレーの最新動向について説明を受けた。同教授は「イノベーションは新しい価値や事業を創出する取り組みだが、企業は既存事業の改善やアウトソーシングと混同しがちだ」と日本での課題を指摘した。
続いて訪れた量子コンピューターの先進企業「リゲッティ・コンピューティング」では、同社幹部と会談した。「愛知県には自動車産業や航空宇宙産業、ロボット産業など世界有数の製造業の集積がある。ステーションAⅰのパートナー企業は、米国でも多くの生産拠点を展開している」と述べ、ステーションAⅰや県内企業との連携メリットを強調した。
フィジカルAIを搭載する完全自律型産業用ロボットを製造する「ロボフォース」では、同社ロボットのデモンストレーションを視察した。