海岸利用者向けの避難指示/9時過ぎから約8時間にわたり発令/豊橋・田原
2026/06/09

津波注意報が発表された太平洋沿岸地域(気象庁の発表資料より)
8日午前8時38分ごろ、フィリピン付近で巨大地震が発生し、同9時過ぎから午後5時前まで約8時間にわたって関東から沖縄地方までの太平洋沿岸に津波注意報が発令された。東三河では豊橋市と田原市の太平洋沿岸に海岸利用者向けの避難指示(警戒レベル4)が出された。
豊橋市は災害対策本部を設置し、サーファーや釣り人、漁業関係者ら海岸利用者や、堤防にいる人に高台への避難を呼びかけた。国道42号から外海海岸へ降りる道路17カ所を通行止めにし、海に近づかないようにした。ドローン飛行隊による広報も行い、伊古部海岸にいた2人にスピーカーで呼びかけ、退避させた。
田原市も同様に避難を呼びかけ、豊橋鉄道の路線バス、豊鉄バスの伊良湖支線で昼過ぎの2便が運休となり、伊勢湾フェリーも正午以降の便が欠航となった。
気象庁によると、震源はミンダナオ島近海で、地震の規模を示すマグニチュードは8・2(速報値)。午後1時46分に父島二見で、同1時50分に串本町袋港で、それぞれ20センチの津波を観測し、「潮の流れが速い状態が続くため、注意報が解除されるまで海に入ったり海岸に近付いたりしないようにして下さい」と呼びかけた。