生徒ら日本の伝統文化学ぶ

「古典探求」 授業の一環/豊橋/藤ノ花女子校で十二単講座

2026/06/11

着付けの様子(藤ノ花女子高校で)

 豊橋市老松町の私立藤ノ花女子高校で10日、日本の伝統衣装である十二単(ひとえ)の着付けを体験する「十二単講座」が開催された。普通科の「古典探求」授業の一環で、2年生62人が参加した。

 小林豊子きもの学院の川崎豊鶴さんら3人が講師を務めた。生徒たちはまず、十二単に関する基礎知識の講話を聞き、装束の特色や歴史などを学んだ。

 着付けでは、藤本寧々さんがモデルを担当。平安時代のかつらを付けて登場し、川崎さんら3人の衣紋者(えもんじゃ)が30分ほどかけて着付けた。小袖と長袴姿から単(ひとえ)や五衣(いつつぎぬ)を重ね、打衣(うちぎぬ)、表着(うわぎ)、裳、唐衣(からぎぬ)をつけて完成する様子を生徒らは興味深く見守った。

 モデルを務めた藤本さんは「普通には着られない衣装を着ることができてうれしいけど、かつらも着物もすごく重い。平安時代の人は毎日着ていて、大変だっただろうと思う」と感想を述べた。

 1999年から続く恒例行事。十二単からその時代に生きた女性について考えることが狙いだという。

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