国産バナナが持つ可能性を研究

愛知大学生が豊川市の農園でフィールドワーク

2026/06/11

学生たちにほのくにバナナの味見を提供する早川さん㊨(豊川市御津町で)

 愛知大学地域政策学部の2年生ら16人が9日、豊川市御津町の早川知行さん(48)が栽培するバナナ農園を訪問し、国産バナナが持つ可能性を研究した。

 「ほのくにバナナ」のブランド名で生産する早川さんは、緑色のバナナが実った約1500平方メートルのハウス内を案内。生育過程や、開花から半年近くで収穫するなどの工程を説明したほか、生産地別の特徴や栄養素などバナナに関する知識をテーマにしたクイズも出題した。

 肥料や農薬は使わず、水と日光だけで甘みを際立たせる栽培に専念しており、皮まで食べられるのが特徴。早川さんは「見栄えが悪いバナナはジェラートにするなど、ロスがないよう努めている。バナナが持つポテンシャルをどこまで引き出せるかを考えている」と語った。

 山口治子教授が担当する授業「研究法」のフィールドワークの一環で、先月には早川さんが同大豊橋キャンパスに出向いて講義をした。学生らは4班に分かれ、健康・ブランドやフードロス・SDGsなどで研究成果をまとめることになっており、竹中雄太郎さん(19)は「いろんな場面で活用できると思う。観光産業の分野でアイデアをたくさん出したい」と話した。

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