「支援に感謝」技科大ロボコンV会見

勝因「確実に安定して動くロボット」/ABUへ「運を排除し実力で勝つ」

2026/06/17

会見で大会を振り返る森さん㊨と遠藤さん㊧

 14日に行われた「NHK学生ロボコン」で通算10度目の優勝を飾った豊橋技術科学大学ロボコン同好会の代表らが16日、同大内で開かれた記者会見に出席した。「東大に雪辱を果たすために頑張ったが、自分たちの努力だけでは足りない支援を頂いた」と感謝し、日本代表として出場する「ABU(アジア太平洋放送連合)ロボットコンテスト」に向け「日本が世界一であることを示す」と意気込みを語った。

 会見には、代表の森福太朗さん(情報・知能工学課程4年)と、チームリーダーの遠藤暉迪さん(同)が出席した。

 2年ぶりに優勝した今大会の勝因について、森さんは「確実に安定して動くロボットを作ってきた。ミスしてもリカバリーできるようにし、難しいタスクでも一定して動作させられたことが他大学より優れていた」と振り返った。

 決勝で3年連続の対決となった宿敵東京大学に関しては、選手として出場した遠藤さんが「東大ということは意識せず、落ち着いて冷静になることを考えた。ロボットはプログラム通りに動くが、人間は不安になると何が起こるかわからない」と決勝に臨んだ際の心境を語った。

 今後は、8月に香港で開催されるABUロボコンに向け、国内と異なるルールへの対応や、機体がより安定して動作するよう改良に取り組むという。森さんは「日本代表として豊橋から世界に出て戦う。日本が最強であることを示す」と大会への意気込みを語った。遠藤さんは東大の不調に助けられた決勝を念頭に「今回は運で勝ったところもあるが、ABUでは運を排除し実力で勝つ」と、昨年の東大に続く日本の連覇を誓った。

大会に出場した2台のロボット

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