石黒功会長からバトンタッチ

石黒信生新社長創業200年企業に向けた決意新た/イノチオHDが「感謝継承の集い」

2026/07/06

あいさつする石黒会長(イノチオホールディングス本社で)

 農業総合支援企業のイノチオホールディングスは4日、豊橋市向草間町の本社で社長交代に伴う式典「感謝継承の集い」を開いた。関係者らを前に、前社長の石黒功取締役会長(74)と新社長の石黒信生代表取締役社長(46)が歩みを振り返るとともに、創業200年企業に向けた決意を新たにした。

 同社は1909年に田原市で創業し、農業分野を中心に事業を展開してきた。石黒会長と石黒社長の就任は6月15日付。集いには、取引先企業や行政、関係団体などから約130人が出席した。

 石黒会長は、祖父が立ち上げた同社の歴史を振り返り「社是の『いのちに感謝し、いのちを育む』をモットーに仕事をしてきた。地域の農業に少なからず貢献できたと思う」と述べ、出席者へ深い感謝の意を伝えた。

 その上で「農業という仕事は命に直結しているかけがえのない仕事。社員も育ち、後継者も一生懸命に仕事を全うする強い気持ちを持っているので次の世代にバトンタッチした。200年企業を目指したい」と語った。

 石黒社長は、経営指針として「不易流行」を示し「変えてはならないものを大切にする一方、時代に合わせ柔軟に変化し続ける会社でありたい」とあいさつ。グループ14社、国内外約50拠点のトップとして世界市場を見据えた取り組みを進めるとし、「117年前に始まったイノチオグループを継ぐバトンは想像以上に重いが、これまで築いた関係や信頼を財産に、ご縁を大切にしながら皆さまとともに成長する企業であり続けたい」と力強く抱負を述べた。

決意を示す石黒社長(同)

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