三河港で陸揚げ開始

米電気自動車大手のテスラ車両/国内2カ所目の輸入拠点「西日本の玄関口」

2026/07/07

自動車運搬船から下りてくるテスラのEV(三河港で)

 豊橋市の三河港で6日、米電気自動車(EV)大手テスラの車両の陸揚げが始まった。同港を「西日本の玄関口」と位置付ける同社にとって、国内2カ所目の輸入拠点の設置。市によると、同港から輸入される外国車は24ブランドになった。

 中国の上海工場から出荷されたSUV(スポーツタイプ多目的車)の「モデルY」と、より車体の長い「モデルYL」がこの日、同港に停泊中の自動車運搬船から次々と下ろされた。

 陸揚げされた1000台は、港内での整備を経て主に西日本にある納車拠点に運ばれるという。

 テスラは2010年から国内販売を開始。「西日本にロジスティクスの面で有利に働く」(担当者)との理由から今回、横浜港大黒ふ頭に次ぐ輸入拠点を三河港に設けた。

 背景にあるのは好調な国内販売だ。同社によると、今年の販売実績は昨年同期比で2倍以上。店舗数の増加や購入時補助金の拡充が後押ししたとみられるという。

 三河港では、SUV2車種にセダンの「モデル3」を含めて3カ月間で横浜港と同規模の約6000台の輸入を見込んでいる。

 三河港には独自動車大手メルセデス・ベンツやフォルクスワーゲンなど主要な外国車の輸入拠点が置かれ、車の輸入台数は国内の港の中で33年連続1位を記録している。

 「三河港を選んでもらえてうれしい」と、市みなと振興課の渡部裕也主幹は港の立地自治体としてテスラの進出を歓迎。今後も経済面や人の交流によるにぎわい創出のため「港と関わる人をもっと増やしていきたい」と展望を語った。

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