疫病を鎮める「御霊会」が起源/地域文化を象徴するものと高く評価
2026/07/16

過去の神幸行列の様子(提供)
豊橋市は、6月24日付で「豊橋祇園祭(吉田神社例祭の花火と神幸行列)」を市の無形民俗文化財に指定した。
疫病を鎮めるための「御霊会(ごりょうえ)」を起源とする同祭礼は、吉田神社の例祭として毎年7月の第3金曜から日曜にかけて開催されている。
祭礼の初日と2日目には、氏子らによって手筒花火や打ち上げ花火が盛大に奉納される。最終日の本祭では、神輿(みこし)の渡御に加え、笹踊りやまんじゅう配りなどが連なる華やかな「頼朝行列」が練り歩くのが大きな特徴だ。
今回の指定では、神輿を中心とする行列と花火による祝祭的行事が一体となり、城下町の社会や空間に支えられながら長く継承されてきた点が、豊橋の地域文化を象徴するものとして高く評価された。
今年の祭礼は7月17日から19日にかけて開催される予定。