「改正物流効率化法」認知18%

物流停滞対策 「事業者連携」38・2%で最多/東海4県 荷主側の理解進まず/帝国DB調査

2026/07/23

 今年4月に全面施行された「改正物流効率化法」について、東海4県企業の約7割が「内容を知らない」と回答したことが、帝国データバンク名古屋支店の調査で分かった。認知度は2割弱にとどまり、荷主側の認知遅れが顕著となった=図参照。

 同法はトラック運転手の不足に対応するため、一定規模以上の荷主企業や物流事業者に対し、荷待ち時間の削減や積み込みの効率化など、中長期計画の作成や定期報告を義務付けている。

 調査では、制度内容を含めて「知っている」と答えた企業は18・2%(全国16・8%)にとどまった。

 一方、「名前は知っているが内容は知らない」と「知らない」を合わせた「内容を知らない」企業は69・2%(同69・7%)に上った。

 業界別で見ると、運送業者などが含まれる「運輸・倉庫」での認知割合は63・6%と高水準だった。これに対し主要な荷主側は、「製造」19・9%、「卸売」19・6%、「小売」9・7%と低調で、運送側と荷主側の温度差が浮き彫りになった。

 ドライバー不足や「2024年問題」に伴う物流停滞への対策として、重要と考える取り組み(複数回答)は「関係事業者間での連携の強化」が38・2%で最多。次いで「配送・運行計画の最適化」が25・0%、「リードタイムの確保」が24・4%と続いた。

 調査は4月中旬から下旬にかけて東海4県を対象に実施し、1138社から有効回答を得た。

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