豊川市総合保健センター誕生〈中〉
2026/07/23

児童発達支援センターで給食が提供されるキッチンルーム(豊川市総合保健センターで)
豊川市総合保健センター(27日供用開始)には、児童発達支援センター「ここる」が入る。移転前の児童発達相談センター(御津福祉保健センター内)よりもサポート機能を充実させ、プライバシー保護や安全性を高めた施設となった。
通所事業では、就学前の子どもを対象に月曜から金曜までの午前8時半から午後3時まで運営。定員はこれまでの15人から25人に増加し、精神と知的で各10人ずつ、身体で5人を受け入れる。それぞれの部屋は赤、青、緑で色分けされ、精神と知的の部屋には供用トイレがある。相談機関から支援機関に格上げされたため、ランチルームでは調理師による給食が提供される。
言葉や運動機能の訓練を行う部屋や、トランポリンなどの大型遊具がある広い遊戯室、屋外には水遊び場や砂場もある。
また、相談事業では市内在住の18歳未満の子どもと保護者を対象に、言葉の遅れや行動面の問題、発達や就学、福祉サービス利用に関する相談に対応する。相談室などは、保護者が普段の子どもの姿を観察できるようにマジックミラーが施されている。
このほか、保育園や幼稚園の職員に助言する巡回訪問支援や、保護者向け勉強会や支援者向け研修会といった地域支援活動も展開する。
児童発達支援センターは総合保健センター東側に専用の出入口があり、セキュリティも万全。総合保健センターのほかの施設からは出入りできず、プライバシーに配慮されている。
愛称「ここる」はフランス語の「お気に入り(coco)」が由来。センター長で保健師の松井孝浩さんは「気軽に相談に来ていただける、市民の皆さんのお気に入りの場所になれば」と期待する。