建設工事進む国道151号一宮BP/信号設置やアンダーパス化など豊川市へ要望
2026/10/09

一宮BP計画地近くの上長山コミュニティセンター㊨と市道上新屋東水神平線(豊川市上長山町で)
豊川市と新城市を結ぶ計画の国道151号一宮バイパス(BP)の建設工事に関し、地域が分断されると危惧する地元住民から信号設置やアンダーパス化などの要望が出ている。
一宮BPは、起点の新城市川田から終点の豊川市麻生田町までを結ぶ延長7・9キロ。完成4車線の計画だが、暫定2車線で整備が進む。
大木地区を通る1工区3・6キロ区間では、JR飯田線の橋梁(きょうりょう)部や宝陵高校付近のボックスカルバートなどの工事が進むが、地元からは市道と交わる3つの交差点への信号設置や排水対策を求める声が上がっている。これについて地元選出の安間寛子市議が一般質問で取り上げ、市は「県は今後、市道の交通量が増えた場合に信号機の設置を検討し、公安委員会と協議すると回答した」と報告した。
また、上長山町や東上町を通る2工区の豊川市内3・8キロ区間の計画について、両町では地元住民による対策委員会が立ち上がっている。東上地区ではBPとの信号交差点が1カ所のみで、ここへつながる江島駅近くの交差点から進む道路が狭いため、別の新しい道路の整備を求める声が出ている。
上長山地区では、長山駅から徒歩で本宮山ふもとのウオーキングセンターへ行くためのBPをまたぐ横断歩道橋の設置や、上長山コミュニティセンター前の市道上新屋東水神平線のBP交差部を信号交差点にする要望が上がっている。
これに対し、市は新設道路としてコミュニティセンター南西部に都市計画道路長山一宮線の約250メートルを延長し、BPから県道豊川新城線を結ぶ市道も整備することで機能が補償される計画だと説明している。
今春には東上、上長山、江島、足山田の各町内会長が連名で、BPとの交差部はアンダーパス化することで市道の機能を補償するよう市に要望書を提出。県は今後、上長山の住民向けに説明会を開く方針だ。