森緑翠らの画業結集

幅広い日本画の表現を楽しんで/豊橋・中部ガス名豊ギャラリー/来月9日まで白士会三人展

2019/07/13

 日本画公募団体「白士会」の設立メンバーで、豊橋にゆかりある日本画家、森緑翠(1917~2007)・永井繁男(1927~2018)・伊東隆雄(1928~2015)各氏の画業をたたえる「白士会三人展」が、同市駅前大通2の中部ガス名豊ギャラリー(開発ビル9階)で開かれている。昨年7月に逝去した永井氏の1周忌を偲ぶ。8月9日まで。入場無料。日・祝休館。

 三人は日本画家・中村岳陵の画塾「蒼野社」で学ぶ。日展入選を重ね、日本画家としての実力をつけるも、蒼野社と日展を脱退。高い志と理想を掲げ「白士会」を設立した。

 会場には、鮮やかな色使いと透明感を特長とする森氏の「玉虫」、「八仙花」や、点描の風景画で知られる永井氏には珍しい人物作品「メヒコ行(6)サファニー・バタージャ・マルセ嬢」、デッサン力を生かした力強い表現の伊東氏の風景作品「桂林(夜明け)」、「凍月」など見ごたえ十分な全23点を飾った。遺族の協力と同ギャラリー、地元ギャラリー所蔵品を結集した展示となっている。

 三人は企画展で同ギャラリーとの縁も深く、加藤基吉所長は「地元を代表する、多才な作家の存在を知っていただき、幅広い日本画の表現を楽しんでほしい」と話す。

2019/07/13 のニュース

森氏の作品(中部ガス名豊ギャラリーで)

永井氏の作品(左の2点)や伊東氏の作品で三人が競演=同

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